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たいまつ通信

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敬称略、肩書きは掲載当時のものです。

石川勇一

平成27年月発行:第80号

セラピーを根底から変えるスピリット中心療法

まずは生活を正し、身口意を整えて

石川勇一(相模女子大学教授)

セラピーの対象は自分であり、他人でもあり究極のスピリットの意識から見れば自他不二と言えます。予断なく自他を観察できる最も重要な切り口は瞑想で、徹底的に呼吸、体で起こっていること、精妙な思考など、起こることをすべてありのまま「観る」ようにします。騒ぐのを止め、そこを外れたところから観られるのが瞑想で、外れたときに命綱になるのが呼吸法です。瞑想意識でありのまま観れば苦しみは自ずと消えていきます。

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