敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
令和6年9月発行:第134号
インダス文明を〝モノ〟から読み解く
多様性と統一性が文明のダイナミズムに
上杉彰紀(鶴見大学准教授)
学生時代に祇園精舎・舎衛城などのインド仏教遺跡の発掘調査に参加したことに端を発し、インドやパキスタン、バハレーンなど広く点在する都市遺跡を踏査してきました。私自身がインダス文明の研究で大事にしているのは、出土した遺物が1つの遺跡の中でどう見えるか、あるいは1つの地域の中でどう見えるか、さらに文明社会全体で見たときにどう見えるかという3つの異なる空間スケールで常に問い直していくことです。これらの3つの事象が相互に関係し合ってインダス文明という1つの歴史的事象が生み出されたという視点で、遺跡で出土した遺構や遺物を記録するようにしています。約20年間にわたり、現地に張り付きながら1次資料の研究を積み上げ、整理・分析などを行なってきた研究成果をもとに2022~23年に2冊の書籍を出版しました。今後はもう少し新しい時代についての執筆や、若手研究者を育てるための研究環境の改善にも取り組もうと思っています。
一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
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第60号
達野百合子
(Be born助産院)母と子の心身の健康を目指して
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第59号
加地伸行
(立命館大学教授)沈黙の宗教-儒教
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第58号
吉津宜英
(駒澤大学教授)「自灯明・法灯明」を生きる
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第57号
三橋健
(國學院大學大学院客員教授)「清く正しく美しく」生きる
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第56号
信子ナルマダー
(リシケーシ在住)シヴァ-ナンダ師の教えに導かれて
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第55号
香取薫
(インド・スパイス料理研究家)インドの家庭料理で健康に
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第54号
武田道生
(宗教学者)人は存在としては死なない
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第53号
篠原鋭一
(自殺防止NPO理事長)「自分であれ他人であれ、殺してはならない」
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第52号
平本夢想
(画僧)病に導かれて画僧の道へ
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第51号
カルロス・グェラ、中村徳子ご夫妻
(インド音楽家)自分自身を音楽に捧げる
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第50号
坂本要
(仏教民俗学者)念仏は一種の呼吸法に基づいている
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第49号
HSシャルマ、イナムラ・ヒロエ・シャルマご夫妻
(大阪アーユルヴェーダ研究所)二人三脚でともに歩んだ30年
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第48号
北本福美
(音楽療法士)「老い」や「死んでいく」ことに寄り添う
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第47号
大下大圓
(飛騨千光寺住職)「道」…誰かが最初の一歩を
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第46号
中井吉英
(心療内科医)心療内科はからだとこころを分けずに診る医療
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第45号
ツプテン・パルダン
(ラダックの高僧)生命を尊び、仏の教えを守って生きる
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第44号
赤松隆成
(法住寺住職)心から声にして歌うことが仏の道
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第43号
山崎泰廣
(高野山真言宗大僧正)三昧は緊張と弛緩のバランスが大事
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第42号
石上善應
(淑徳短期大学学長)「往生を誤らざる事」
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第41号
杉谷義純
(寛永寺両大師堂輪番)宗教間の対話・協力に尽力