敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
平成21年11月発行:第52号
病に導かれて画僧の道へ
仏教は生きる指針を説く教え
平本夢想(画僧)
仏教辞典には、「画僧」とは「絵画を通して修行する僧」と書かれています。仏教を幅広く勉強したかったので、特定の宗派の僧侶になる気はなく、ただ、自分では修行者だと考えています。インドでいう行者ですね。脊髄の難病が発症してからは、あまり手に力が入らなくなったので、最近は梵字が中心です。このことも、私には何か意味のあることだと考えています。これまで私は、仕事や人生がうまくいき、うぬぼれなど、本来の自分でないものが出てきたとき、病気によって気づかされています。
一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
-
第60号
達野百合子
(Be born助産院)母と子の心身の健康を目指して
-
第59号
加地伸行
(立命館大学教授)沈黙の宗教-儒教
-
第58号
吉津宜英
(駒澤大学教授)「自灯明・法灯明」を生きる
-
第57号
三橋健
(國學院大學大学院客員教授)「清く正しく美しく」生きる
-
第56号
信子ナルマダー
(リシケーシ在住)シヴァ-ナンダ師の教えに導かれて
-
第55号
香取薫
(インド・スパイス料理研究家)インドの家庭料理で健康に
-
第54号
武田道生
(宗教学者)人は存在としては死なない
-
第53号
篠原鋭一
(自殺防止NPO理事長)「自分であれ他人であれ、殺してはならない」
-
第52号
平本夢想
(画僧)病に導かれて画僧の道へ
-
第51号
カルロス・グェラ、中村徳子ご夫妻
(インド音楽家)自分自身を音楽に捧げる
-
第50号
坂本要
(仏教民俗学者)念仏は一種の呼吸法に基づいている
-
第49号
HSシャルマ、イナムラ・ヒロエ・シャルマご夫妻
(大阪アーユルヴェーダ研究所)二人三脚でともに歩んだ30年
-
第48号
北本福美
(音楽療法士)「老い」や「死んでいく」ことに寄り添う
-
第47号
大下大圓
(飛騨千光寺住職)「道」…誰かが最初の一歩を
-
第46号
中井吉英
(心療内科医)心療内科はからだとこころを分けずに診る医療
-
第45号
ツプテン・パルダン
(ラダックの高僧)生命を尊び、仏の教えを守って生きる
-
第44号
赤松隆成
(法住寺住職)心から声にして歌うことが仏の道
-
第43号
山崎泰廣
(高野山真言宗大僧正)三昧は緊張と弛緩のバランスが大事
-
第42号
石上善應
(淑徳短期大学学長)「往生を誤らざる事」
-
第41号
杉谷義純
(寛永寺両大師堂輪番)宗教間の対話・協力に尽力