敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
令和5年7月発行:第128号
日印交流の種まいた岡倉天心からひも解く
ヴィヴェーカーナンダに学究の光
外川昌彦(東京外国語大学教授)
現地調査で滞在したシャンティニケトンでは、1920年の岡倉天心の訪問によって日本とインドの交流の種が蒔かれ、それが今もインド人たちの間で語り伝えられていることを知り、感銘を受けると共に、その後の日印関係を考える上でも重要な問題だと感じ、『岡倉天心とインド』を執筆しました。この本では、岡倉天心との交流を軸にしてヴィヴェーカーナンダのことを書きました。宗教改革運動の旗手として知られているヴィヴェーカーナンダですが、近代インドの社会改革運動に与えた影響も、これまで言われていた以上に大きなものがあると考えています。同書でまだ触れられていない、インドでの岡倉天心の、その後のブッタガヤでの仏跡復興に関わる運動や、タゴールとの交流を通したインドと日本との新たな関係については、今後の課題となっています。
一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
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第134号
上杉彰紀
(鶴見大学准教授)インダス文明を〝モノ〟から読み解く
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第133号
河野良文
(大安寺貫首)インドの祇園精舎を模した大伽藍をCGに
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第132号
田島和雄
(洗心福祉会美杉クリニック院長)限界集落の医師となり八キロの山道を速歩で通勤
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第131号
山口博永
(不老山能忍寺住職)ヴィヴェーカーナンダに歓喜で巡り会う
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第130号
小松美羽
(現代アーティスト)東寺の大法会で開眼されたネクストマンダラ
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第129号
パロミタ友美
(バウル行者)現代バウルを代表するパルバティに弟子入り
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第128号
外川昌彦
(東京外国語大学教授)日印交流の種まいた岡倉天心からひも解く
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第127号
河野亮仙
(天台宗延命寺住職)日常行としての梵字の普及を目指す
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第126号
飛鷹全隆
(真言宗長者)東寺長者の御修法〝大阿〟は53年ぶり
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第125号
ニディーシュ・カリンビル
(カラリパヤットゥ・グルッカル(師範))インド武術“カラリ”に捧げた人生・・・第二章を日本で
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第124号
北西剛
(日本アーユルヴェーダ学会理事長)伝統医学の健康観で積極的な予防・養生を
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第123号
張本研吾
(イタリア・ナポリ東洋大学研究員)ヨーガとヨーガ学派の違いに着目
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第122号
柴田文啓
(臨済宗妙心寺派開眼寺住職)定年後、第二の人生は禅僧として生きる
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第121号
釋満潤
(日本佛光山総住職)生きがい求めて星雲大師の人間仏教と出合う