敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
令和4年9月発行:第123号
ヨーガとヨーガ学派の違いに着目
人を繋ぎ人の縁で世界を渡り歩きながら研究
張本研吾(イタリア・ナポリ東洋大学研究員)
高校時代にインド哲学に興味を持ち、大学院へ進学後は様々な人との巡り会いによって道が開かれ、アメリカ、ドイツ、オランダ、タイ、イタリアの大学で研究を行ってきました。外国生活が長かったので、様々な国や大学の研究者と自然に仲良くなることが多く、人と人を結ぶことをよくやります。そういった色々な人との関わりの中で新たなテーマや視点を得ていています。そのなかで長らく研究しきたテーマに、ヨーガ最初の教師として記されている「ヒラニヤガルバ」があります。ヒラニヤガルバが最初に教えたとされるヨーガとは何かを改めて考えているうちに、ヨーガとヨーガ学派の違いが明確になってきました。過去30年間ずっと言い続けてきたこれらの研究を、あと半年くらいを目処に一つの形にまとめたいと考えています。
一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
-
第134号
上杉彰紀
(鶴見大学准教授)インダス文明を〝モノ〟から読み解く
-
第133号
河野良文
(大安寺貫首)インドの祇園精舎を模した大伽藍をCGに
-
第132号
田島和雄
(洗心福祉会美杉クリニック院長)限界集落の医師となり八キロの山道を速歩で通勤
-
第131号
山口博永
(不老山能忍寺住職)ヴィヴェーカーナンダに歓喜で巡り会う
-
第130号
小松美羽
(現代アーティスト)東寺の大法会で開眼されたネクストマンダラ
-
第129号
パロミタ友美
(バウル行者)現代バウルを代表するパルバティに弟子入り
-
第128号
外川昌彦
(東京外国語大学教授)日印交流の種まいた岡倉天心からひも解く
-
第127号
河野亮仙
(天台宗延命寺住職)日常行としての梵字の普及を目指す
-
第126号
飛鷹全隆
(真言宗長者)東寺長者の御修法〝大阿〟は53年ぶり
-
第125号
ニディーシュ・カリンビル
(カラリパヤットゥ・グルッカル(師範))インド武術“カラリ”に捧げた人生・・・第二章を日本で
-
第124号
北西剛
(日本アーユルヴェーダ学会理事長)伝統医学の健康観で積極的な予防・養生を
-
第123号
張本研吾
(イタリア・ナポリ東洋大学研究員)ヨーガとヨーガ学派の違いに着目
-
第122号
柴田文啓
(臨済宗妙心寺派開眼寺住職)定年後、第二の人生は禅僧として生きる
-
第121号
釋満潤
(日本佛光山総住職)生きがい求めて星雲大師の人間仏教と出合う