敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
令和4年7月発行:第122号
定年後、第二の人生は禅僧として生きる
これからは人生最後の学校が必要
柴田文啓(臨済宗妙心寺派開眼寺住職)
母が熱心に信仰していた影響、また仏教が盛んな福井という土地柄、子供の頃から仏教に関心があり、大学卒業直前に永平寺で雲水と同じ生活を送り、いつか坊さんになりたいと思うようになりました。働きながら坐禅会に参加するなかで加藤耕山老大師と出会い、その人格に直接触れて仏教への関心がより深まり、定年後、65歳から雲水として修行に入りました。80代半ばで仏教を基本から勉強するため花園大学に入学し、福成寺に寄宿しながら通っています。また、臨済宗妙心寺派の宗門活性化推進局顧問として、定年後に僧侶になるためのプロジェクトの担当もしています。人生の最後に与えられた生を振り返り、安らかに死を迎えられるようにするのが宗教で、絶対の神を立てない仏教こそが21世紀の宗教だと確信しています。
一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
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(真言宗長者)東寺長者の御修法〝大阿〟は53年ぶり
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第122号
柴田文啓
(臨済宗妙心寺派開眼寺住職)定年後、第二の人生は禅僧として生きる
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釋満潤
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