敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
令和2年5月発行:第109号
科学の面からインド文化を広く捉え直す
ユーラシア大陸を舞台にした占星術の文化交流を明らかに
矢野道雄(京都産業大学名誉教授)
かつて西アジアに広がっていたサーサーン朝ペルシアとその後の初期イスラーム世界は、ヘレニズム文化とインド文化が出合う貴重な場でした。アラビア数字が実際はインドからイスラーム世界に伝えられたものであったり、「アルゴリズム」という用語にしてもイスラームの天文学者の名前に由来していたりと、その影響は色々な面で現代にまで及ぼしています。現代では疑似科学と呼ばれ、古代においては天文学と表裏一体の学問分野だった占星術も例外ではなく、ヘレニズムの影響を受けたインド占星術を宿曜経という密教経典の形で中国にもたらしたのがインド人の不空です。不空の弟子が恵果で、恵果の弟子が空海です。
一面を飾った方々。
敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
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第120号
ハナムラチカヒロ
(大阪府立大学准教授)風景“異化”でモノの見方が変われば世界は変わる
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第119号
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(駒澤大学准教授)中世南インドの料理書『料理の鏡』『心の喜び』を研究
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第118号
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第117号
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第116号
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第115号
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第114号
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(京都大学オープンイノベーション機構特定助教)集中瞑想と洞察瞑想を脳科学から分析
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第113号
中牧弘允
(吹田市立博物館特別館長)二〇二五年大阪・関西万博に向けて
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第112号
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(比較文明学会会)災害が肥沃にしてきた恵み豊かな日本列島
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第111号
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第110号
堀澤祖門
(三千院門跡門主)追悼 石田祐雄道院長
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第109号
矢野道雄
(京都産業大学名誉教授)科学の面からインド文化を広く捉え直す
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第108号
村川治彦
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第107号
横田南嶺
(臨済宗円覚寺派管長)「念ずれば花ひらく」めぐりあいの不思議
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第106号
永沢哲
(上智大学グリーフケア研究所客員准教授)ヨーガを体系的に組み込むチベット仏教
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第105号
蓑輪顕量
(東京大学大学院人文社会系研究科教授)ヴィパッサナーで戯論が生じないよう心を調える
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第104号
池埜聡
(関西学院大学人間福祉学部教授)第二世代のマインドフルネスの鍵は〝関係性〟
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第103号
横山紘一
(立教大学名誉教授)唯識を通して「いのち」そのものを探求する
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第102号
黒木賢一
(芦屋心療オフィス代表)〝気〟を情報として捉え心理臨床に活用
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(慶應義塾大学看護医療学部教授)〝患者学〟で促す医療者と患者の協働