道院長紹介
道院長 熊谷 かよ
1946年京都府生まれ。石田前道院長の長女であり、父と共に自らの幼少期より家族同様の関係であった開基・佐保田鶴治師やヨーガに接してきました。2020年6月に現職に就任し、女性ならではの視点で、深遠なヨーガの智慧を日常の一部として活かせることを目指し、また、子どもからお年寄りまで誰もがヨーガを気軽に始められ、ずっと続けられるようにと、堅苦しくない外部でのヨーガ教室なども主宰、推進しています。 「健康・友好・平和」を基本スローガンとして掲げる太極拳(楊名時太極拳師範)を長年にわたり修め、ヨーガと共通する思想や教えを活かしつつ、二人の先人が体現した「健康長寿」やそれを実現するための「予防医学」を探究し、参加者のより近いところに寄り添えるよう、自ら日々ヨーガ禅修習に向き合っています。
石田 祐雄(在任期間:1973年~2020年)
前日本ヨーガ禅道院道院長(1973~2020)。1920(大正9)年に京都で生まれ、1939年、立命館大学教授であった佐保田鶴治師に出会い、立命館大学に入学。以来、師が亡くなるまでの47年間ともに歩み、「ヨーガ禅」普及に二人三脚で取り組みました。 1973年に師の要請に応え、私財を投じて京都市伏見区に日本ヨーガ・アシラム(現日本ヨーガ禅道院)を創設し、代表役員に就任。1992年日本ヨーガ禅道友会の二代目会長(初代は佐保田鶴治師)に就任。師の亡きあとも遺志を引き継ぎ、2020年6月に逝去するまで、ヨーガを自ら実践し続け、日本ヨーガ禅道院の道院長として「ヨーガ禅」が後世に永く伝わるよう護持し、全国各地で普及に尽力しました。