柳一夫(新東京病院外科科長)
自らの体験を生かし考える生活を送る上で、考える為の判断材料となるのが、他人の意見と書物の知識です。書物に目を通すことにより知識は増えますが、それを基に自分の外の現実を分析していかなければ知識が増えても、智慧は増えません。原因と対策を自ら考えることが大切なのです。「人生の達人」は、自分の心の中に閉じこもって悩むこととは無縁の生き方をしている人です。