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※敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
一面 平成27年5月発行:第79号

筑紫舞は独自の世界をもった神事芸能

全身を使って優雅に舞いケガレを祓う

鈴鹿千代乃(神戸女子大学教授)

傀儡子とはかつて日本にいたさすらいの芸能者のことで、筑紫舞という芸能をしていました。筑紫舞はあらゆる所作が、神主が祓串を左右左と振ってケガレを祓うのと同じく、左右左を基本とします。旋回と跳躍が多いのも特徴で旋回によってケガレを自らに巻き込み、そのケガレを三界越えと呼ばれる跳躍によって神のいる次元に持っていくのです。表面は優雅な舞ですが、実は一つ一つの型にケガレを身に受ける意味が込められています。

一面を飾った方々。※敬称略、肩書きは掲載当時のものです。

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