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※敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
一面 令和3年3月発行:第114号

集中瞑想と洞察瞑想を脳科学から分析

智慧と慈悲を育む瞑想のメカニズムを検証する

藤野正寬(京都大学オープンイノベーション機構特定助教)

特定の対象に注意を向ける集中瞑想は高いリラックス状態、洞察瞑想は今この瞬間に生じている感覚・感情・思考に十分に気づいており、かつストレスの低い状態である可能性が考えられます。特に後者は、マインドフルネスが目指す状態に近しいのではないかと思っています。最近では、テクノロジーがマインドフルネスと結びついて、実践をサポートするアプリなどが生まれていますが、利用時には、どの方向に向かうのかという点を意識した方がよいと思います。これは瞑想やヨーガを学ぶ際も同様です。同じアーサナでも、どのような意図や注意を持っているかにより、脳や身体の変化は異なってくるのではないかと考えます。

一面を飾った方々。※敬称略、肩書きは掲載当時のものです。

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