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※敬称略、肩書きは掲載当時のものです。
一面 令和3年1月発行:第113号

二〇二五年大阪・関西万博に向けて

人間中心主義の世界観からの脱却を

中牧弘允(吹田市立博物館特別館長)

梅棹忠夫先生の生誕100年および大阪万博50年の節目に、幻の著作の出版と比較文明学会大会の実行委員長を務めました。大会では、2025年の大阪・関西万博のテーマを意識し、いのちとは何かを考えることに重点を置きました。そこでは、少なくとも3つのテーゼを抽出できたと思っています。1つめは、人間中心主義を脱して生き物中心主義へ転換していく必要性、2つめは、全盲の広瀬浩二郎さんという研究者が力説する「触る」ことの意味の見直し、3つめが、金泰昌先生が主張されている「老年哲学」です。これらが、従来の世界観を変えていくキーワードになるのではないかと考えています。

一面を飾った方々。※敬称略、肩書きは掲載当時のものです。

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